UAにて、シカゴ、マイアミと乗り継ぎ、サンパウロまで行く。日本を出発してから実に26時間半 の長旅だった。 サンパウロからさらにVASP航空にてイグアスまで乗り継ぐ際、チェックインを済ませた後ボー ディングが始まるまでの間、ボーディング・ゲートの前の待合所でゲートに背を向けて座って待 っていた。目の前の到着ゲートには別な国際線が到着し、いろんな国籍の人達が通っていて、 それを興味深く眺めていた。 ところがふと気づくと、自分の後ろでゲートのプレートがカチャカチャと音をたてているのが聞こ える。まさかと思って振り返ると、ゲートの表示は消され、自分の乗るはずであった飛行機がす でにプッシュ・バックを始めていて、はるか向こうのタキシー・ウェイにいるではないか。 マジであ然! ゲートの係員に掛け合うが、すでに出発してしまっていて、もちろんどうする事も出来ない。 チェックインを済ませて安心し、気を抜いていたのか、正直半分ボーっとしていた様だ。 結局、なんとか約1時間半後のヴァリグ・ブラジル航空に振り替えてもらう事が出来、事なきを 得たが、飛行機に乗れなかったのはソ連に続いて2度目。 でも荷物が紛失する話は良く聞くが、まさか荷物だけ先に行ってしまうとは・・・。 日本だったら荷物だけ載せて本人が乗らない事なんて、保安上絶対に有り得ない。 これもまた貴重な体験か! イグアス到着後、無事荷物をピック・アップ。イグアス到着まで、日本を出発してから33時間も 経過していた。さすがにちょっと疲れた。
空路、パラグアイのアスンシオン経由でボリビアを目指す。 → ボリビアへつづく |