ブラジル

UAにて、シカゴ、マイアミと乗り継ぎ、サンパウロまで行く。日本を出発してから実に26時間半
の長旅だった。
サンパウロからさらにVASP航空にてイグアスまで乗り継ぐ際、チェックインを済ませた後ボー
ディングが始まるまでの間、ボーディング・ゲートの前の待合所でゲートに背を向けて座って待
っていた。目の前の到着ゲートには別な国際線が到着し、いろんな国籍の人達が通っていて、
それを興味深く眺めていた。
ところがふと気づくと、自分の後ろでゲートのプレートがカチャカチャと音をたてているのが聞こ
える。まさかと思って振り返ると、ゲートの表示は消され、自分の乗るはずであった飛行機がす
でにプッシュ・バックを始めていて、はるか向こうのタキシー・ウェイにいるではないか。
マジであ然!
ゲートの係員に掛け合うが、すでに出発してしまっていて、もちろんどうする事も出来ない。
チェックインを済ませて安心し、気を抜いていたのか、正直半分ボーっとしていた様だ。
結局、なんとか約1時間半後のヴァリグ・ブラジル航空に振り替えてもらう事が出来、事なきを
得たが、飛行機に乗れなかったのはソ連に続いて2度目。
でも荷物が紛失する話は良く聞くが、まさか荷物だけ先に行ってしまうとは・・・。
日本だったら荷物だけ載せて本人が乗らない事なんて、保安上絶対に有り得ない。
これもまた貴重な体験か!
イグアス到着後、無事荷物をピック・アップ。イグアス到着まで、日本を出発してから33時間も
経過していた。さすがにちょっと疲れた。

1996年06月27日

イグアス





この時期のイグアスは乾季、
水の量はかなり少ないとの事。
それでもかなりの迫力で、
辺り一面が水しぶきでまるで霧の様だ。
でも乾季のおかげで、雨季の時には到底近づけない滝つぼの近くまで行くことが出来た。





1996年06月28日

イグアス


翌日は国境を超え、アルゼンチン側へ。
ブラジル側より、アルゼンチ側から見るの方が迫力があってお勧め。






1996年06月28日

イグアス




1996年06月28日

イグアス

有名な『悪魔の喉笛』を見に行く。
『悪魔の喉笛』を真上から見下ろすと、まるで吸い込まれるようだ。



アルゼンチン側からイグアスの滝を見たあと、再びブラジル側に戻り、
空路、パラグアイのアスンシオン経由でボリビアを目指す。

                                        → ボリビアへつづく

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