カンボジア (2001.09.21〜09.25)

タイ航空でタイのバンコクまで行き、そこからバンコク・エアウェイズに乗り継いで、カンボジア
のシェムリアップまで行く。
ここシェムリアップが、アンコールワット観光の拠点となる。

2001年09月21日

シェムリアップ到着


バンコク・エアウェイズのB717とCA。






2001年09月22日

アンコール・ワット


昨日シェムリアップの空港で知り合った『ボム』というおじさんに、今日から3日間、彼のバイクに乗せてもらって観光する事にする。
まずは早朝、『アンコール・ワット』へ。
アンコール・ワットからの日の出を楽しみにしていたが、残念ながら雲に隠れて見られなかった。
『アンコール・ワット』は、12世紀初頭に建造されたクメール王朝の寺院で、様々な視覚効果を意図的に取り入れた設計は実に見事だ。
下の写真は、デバダー(女神)の壁画。



2001年09月22日

バイヨン





アンコール・トムの中心にある『バイヨン』
いたる所に観世音菩薩像の顔、顔、顔・・・。
一種、異様な光景だ。










2001年09月22日

パプーオン、ライ王のテラス

左の写真は、長さ200mに及ぶ空中参道の先にそびえる『パプーオン』のピラミッド。
右の写真は、『ライ王のテラス』



2001年09月22日

プリア・カン




1191年、ジャヤヴァルマン七世がチャンパ軍との戦いに勝った事を記念して建てられた寺院。

下の写真は、中央祠堂の北東に建つ建物。
非常に珍しい2階建て構造になっている。









2001年09月22日

ニャック・ポアン

治水に対する信仰と技術を象徴する寺院『ニャックポアン』
中央池の四方に小池が配置され、中央池の樋口を通じて四方に水が流れ込む仕掛けになっている。





2001年09月22日

カンボジアの子供
ポルポトに虐殺された人達の遺骨の前で、無邪気に笑う子供。
子供達の笑顔を見ていると、ついこの間まで悲惨な内戦を繰り広げていた事など、想像も出来ない。



2001年09月22日

アンコール・ワット

他の遺跡を見たあと、再びアンコール・ワットへ。
水に映える姿が美しい。



2001年09月22日

プノン・バケン
夕方夕日を見に、アンコール・ワットを見下ろす聖山『プノン・バケン』に行く。
夕日に照らされたアンコール・ワットがかなりきれいに見えた。



2001年09月23日

バンテアイ・スレイ



翌日は、まず『バンテアイ・スレイ』へ。
『バンテアイ・スレイ』は「女の砦」の意味を持つ寺院で、紅色砂岩とラテライトが多用されており、中央の伽藍は燃えている様に赤い。





2001年09月23日

バンテアイ・スレイ

左の写真はバンテアイ・スレイでの昼食、右の写真は水浴びする子供たち



2001年09月23日

東メボン

東バライの中央に、浮かぶように建設された『東メボン』



2001年09月23日

スラ・スラン、バンテアイ・クディ、プレ・ループ


左上の写真は、王の沐浴の為の池『スラ・スラン』
左下の写真は、スラ・スランの正面にある遺跡『バンテアイ・クディ』
下の写真は、東メボンの南約1.5kmの所にあるピラミッド式寺院『プレ・ループ』




2001年09月23日

タプローム




1186年当時は仏教寺院であったが、後にヒンドゥー教に改宗された『タ・プローム』
周壁の内部は、迷路の様に入り組んでいる。
また、スポアン(榕樹)の根が遺跡を押し潰しながら這っている様子が神秘的な雰囲気をかもし出しており、非常に魅力的な遺跡だ。








2001年09月23日

タ・ケウ、プラサット・クラバン

左の写真は、「クリスタルの古老」という意味を持ち、アンコール・ワット造営の試金石とされる『タ・ケウ』
右の写真は、『プラサット・クラバン』



2001年09月23日

アプサラ・ダンス
夜、『アプサラ・ダンス』を見に行く。
アプサラ・ダンスは、テンポが非常にゆっくりとした踊りで、迫力やスピード感は無いが、優雅できれいな踊りだった。
踊りのあと、ダンサー達と一緒に写真を撮る。






2001年09月24日

ロリュオス




翌日は、ロリュオス遺跡群に行く。

左の写真は、アンコール遺跡の中で最古の寺院『プリア・コー』
左下の写真は、最初のピラミッド式寺院『バコン』
下の写真は、バコンの遺跡の前で、バイクのドライバーのボムと一緒に昼食をとっているところ。







2001年09月24日

トレサップ湖




プノン・クロムの丘から『トレサップ湖』を望む。
雨季の後半ということもあり、トレサップ湖の水量はすごい!
家々の床下まで水が来ており、上から見るとまるで水の中に家が浮いている様だ。
人々は下の写真の様に、水面の上に渡した板の上を歩いて生活している。







2001年09月24日

シェムリアップ
トレサップ湖を見たあと、シェムリアップの町までもどり市内観光をする。
左の写真は、3日間お世話になったボブとのツーショット。
金に執着するわけでもなく、心から親切にしてくれた。本当にいいやつだった。


夕刻、バンコク・エアウェイズにてバンコクへ移動し、
バンコクで1泊したあと、翌日タイ航空にて帰国。





今回のカンボジア旅行を通じて感じた事は、カンボジアは自分の予想とは裏腹に、徐々にでは
あるが確実に豊かになりつつあるという事である。
もちろんそれはアンコール・ワットという観光の町シェムリアップ近郊だけの事であるかも知れ
ない。
町を歩けば、地雷で足や手を失った人をいたるところで目にする。
でも、豊かになり始めている事ははっきりと感じられた。
また、カンボジア人は日本人を非常に暖かく迎えてくれる。
それは町の復興に、日本人が多大な援助をしているからかも知れない。
でも皆、素直に接してくれて、純粋であり、純朴であたった。
日本人にとって、非常に居心地の良いところだ。
もう一度カンボジアを訪れた時は、彼らの為に何か力になれる事をしたい。
そう感じさせてくれる国であった。


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