中国国際航空にて北京へ。
そこから新疆航空に乗り換えて、新疆ウイグル自治区の省都であるウルムチへ向かう。
翌日ウルムチからバスにて、新疆ウイグル自治区の東部、天山山脈の南麓にあるトルファン へ移動。
トルファン
トルファン1日ツアーに参加。 火焔山、ベゼクリク千仏洞、アスターナ古墳、高昌故城、蘇公塔、公河故城、カーズと廻る。
左上の写真が、孫悟空が燃えさかる火を芭蕉扇であおいでかき消したという山『火焔山』。 左下の写真が、崖壁に掘った洞窟遺跡『ベゼクリク千仏洞』 右の写真が、『高昌故城』 非常に広い遺跡で、日干しレンガを積み上げて造った建物が廃墟のように散らばっている。 |
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| | 左の写真が、『公河故城』 公河故城は断崖絶壁の上にあり、高昌故城と同様非常に広い遺跡だ。
下の写真が、『カーズ』 トルファンの地下に張りめぐらされている水路だ。
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| | 夜、ウイグルの民族舞踊を見に行く。 派手な民族衣装に軽快でコミカルな踊りで、とても面白かった。
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ウルムチ
トルファンからバスにてウルムチまで戻り、この日はウルムチで市内観光。 写真は、『紅山公園』 |
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1日ツアーに参加して天地へ。 天地はその名の通り、非常に美しいところだ。 下の写真は、パオとその中で羊の乳を飲んでいるところ。
天地からウルムチまで戻ったあと、夜行列車で柳園へ。 列車は軟臥を予約していたが、軟臥客は待合室も特別で、車内も硬臥とは比較にならないくらい快適だった。 出発から13時間以上かけて、柳園に到着。 そこからさらにバスにて約3時間、ようやく敦煌に到着。
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敦煌に着くと、まず『鳴沙山(ミンシャシャー)』へ。 鳴沙山はどこまでも果てしなく続く砂の砂漠。 ここで知り合った中国人の女性3人組と一緒に、裸足になって砂の山をあてもなく登り続けた。 下の写真は、鳴沙山にある『月牙泉』
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| | この日は有名な莫高窟へ行く。 最初一人で廻っていたが、ほとんどの窟の扉が閉まっていて中には入れない。ガイドがいないと扉を開けてくれず、個人旅行では見れないのだ。そこで日本人のグループのガイドさんにお願いして、そのグループと一緒に見せて廻らせてもらった。 莫高窟を見たあと、映画『敦煌』の時につくられたセットである『敦煌故城』と『白馬塔』と見て廻る。 翌朝、新疆ウイグル航空にて西安へ移動。
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| | 西安東綫ツアーに参加。 西安事変庁、臨潼県博物館、秦の始皇帝陵、西安秦皇生平館、秦の始皇帝兵馬俑坑博物館、華清池と廻る。
左の写真が、『秦の始皇帝陵』 左下と下の写真が、『兵馬俑』 ここは2メートルもある人身大の兵馬俑が広々と発掘されていて、そのスケールの大きさににはびっくり。写真で見るのとは迫力が違う。
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西安
西安市内を見たあと、夕方夜行列車にて北京に向かう。 約15時間かけて、ようやく北京に到着。 写真は、西安市内の様子。 |
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| | 北京に着くと、まず『天安門広場』に行く。 そのあと北京市内を散策してから『故宮』へ。
この時期の中国は、国慶節からの連休とあってどこもすごい人だかりだ。 故宮も昼間来た時には、まるで三が日の初詣の時のようなひとだかりでほとほとうんざりしたが、夕方になると少しすきはじめていた。
左の写真が、『天安門』 左下と下の写真が、『故宮』
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居庸関の長城
バスにて万里の長城に向かう。 まずは、居庸関の長城へ。 |
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八達嶺の長城
居庸関の長城のあとは、万里の長城で一番有名な八達嶺の長城に行く。 さすがにすごい。どこまで行っても山の嶺に沿って城壁が延々と続いている。 絶景だ。 それにしてもすごい人ごみだった。 八達嶺の長城を見たあと、明の十三陵のうち地下宮殿で有名な定陵に行ってから、北京市内にもどる。 |
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北京
この日はまず景山公園に行き、頂上の万春亭から故宮を眺める。 あらためて故宮の広さを実感する。本当に故宮は広い。 次に、鐘楼、鼓楼に行き、周辺の下町『胡同』を散策する。 左下の写真が、鼓楼から見た胡同の眺めだ。 そして最後に天安門に登る。 右下の写真が、天安門から見た広場の眺めだ。
翌日、北京から中国国際航空にて帰国。 |
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今回の旅行では、中国人のモラル・道徳の無さ、身勝手さには本当に頭にきた。 しかしこれも49年間共産主義という閉鎖された社会で生活してきた為なのだろうか?
個人一人一人を見れば親切で良いやつが多いのに、漢民族という人種で見ると、その協調性 の無さ、身勝手さにはほとほと呆れるばかりだ。
また、どこへ行っても人、人、人で、あらためて中国人の人口の多さも実感した。あまりの人の 多さに少々うんざりだったが・・・。
ただ、中国の歴史は深い。国土中に広がるその遺跡の数々、そのスケールの大きさ、どれを とっても目を見張るものばかりだ。
この偉大なる歴史を持つ中国人が、資本主義の原理に目覚め、知識と教養を深め、生産欲を 持ったとき、その存在は脅威になるに違いない。
歴史ある中国。しかし、その中国が共産主義の道をたどってきた現状を垣間見た今回の旅行 であった。
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