ソビエトで、飛行機に乗り遅れる
レニングラードからグルジアのトヴィリシに移動する為、レニングラードの空港に向かう。
最初ホテルでタクシーを頼もうと思ったが、外貨払いのタクシーしか頼めず高かった為、通りに 出てルーブル払いの安いタクシーを拾って空港まで行く。 空港のチェックイン・カウンターの前で自分のフライトのチェックインが始まるのを待つが、いつ まで待っても始まらない。 おかしいと思っていろんな人に尋ねてみても、ここで待っていればいいという。 しかし、さすがに出発時間ぎりぎりになってもチェックインが始まらないのはどう考えても変だ。 いろいろ調べてみると、空港の裏手に、なんと外国人専用のチェックインカウンターがあった! 今まで待っていたのはソ連人用のチェックイン・カウンターで、そうとは知らずに延々と待ってい たのだった。 だが時すでに遅し。 チェックインには間に合わず、飛行機に乗り遅れてしまった。 ホテルから、外貨払いのタクシーで来ていればこんな事にはならなかったはず。 やはりいくら安いからといって、いつも地元の人と同じ様にルーブル払いばかりではダメなんだ と、さすがにこの時ばかりは感じた。 このあと空港で待つ事6時間以上。 しかし幸運にも何とか別の便に振り替えてもらうことが出来、グルジアのトヴィリシまで行くこと は出来た。 結局レニングラードの空港で、実に8時間以上もいた事になる。
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