イタリア 1

オーストリアのザルツブルクから、夜行列車にてローマに移動。
ローマのテルミニ駅周辺では、ダンボールや新聞紙をかざして近づいてくる、子供達や大人達
が大勢いる。すきあらば何か盗もうという魂胆だ。
もちろんそんな事は百もお見通し。とは言え、もたもたしてると取り囲まれてしまうので、十分に
注意は必要だ。
彼ら、彼女らの行動を観察していると、あまりにも行動パターンが単純で、実に面白い。

1990年08月30日

ローマ



コロッセオ、フォロ・ロマーノ、サンタマリア・イン・コスメディン教会、カラカラ浴場と廻る。
ローマは、街の中に遺跡があるのではなく、ばかでかい遺跡の中に街が埋もれてるといった感じだ。
遺跡の街ローマ、実にすばらしい。

左の写真が、コロッセオから見た『コンスタンティーノの凱旋門』
左下と下の写真が、『コロッセオ』






1990年08月30日

ローマ








左と上の計5枚の写真が、『フォロ・ロマーノ』


左下の写真が、サンタマリア・イン・コスメディン教会の有名な『真実の口』


下の写真が、『カラカラ浴場』






1990年08月31日

ヴァチカン市国



ヴァチカン市国に行き、サンピエトロ寺院に入る。
サンピエトロ寺院の頂上で、日本人の女の子3人組と出会い、今日一日、彼女達と行動を共にすることとなる。
ヴァチカン美術館では、システィーナ礼拝堂のミケランジェロ作『最後の晩餐』を見るが、その迫力にはただただ脱帽だ。
写真は、ヴァチカン市国のサンピエトロ寺院。





1990年08月31日

ローマ

ヴァチカン市国のあと、ポポロ広場の双子教会を見て、スペイン階段に行く。
スペイン階段では、映画『ローマの休日』にならってアイスクリームを食べる。
左の写真が、『ポポロ広場』
右の写真が、『スペイン階段』

スペイン階段のあと、バルベリーニ広場、骸骨寺、共和国広場と廻る。
骸骨寺は、4000人もの修道僧の骸骨がきれいにレイアウトされていて、
なんとも不気味だった。



1990年09月01日

ローマ

エマニエル2世記念館、パンテオン、トレビの泉、サンタンジェロ城、ナボーナ広場と廻る。

エマニエル2世記念館の裏にあるサンタマリア・イン・アラコエリ教会では、
ちょうど結婚式をやっていて、偶然にも地元の結婚式を見ることが出来、ラッキーだった。
パンテオンは天井に穴が開いていて、中は写真の様に日が差し込んでいる。
中の水はけは非常に良い様で、
雨が降った後にもう一度行ってみると、雨水はかなり引けていた。
また、トレビの泉は修復中で、残念ながら泉に水は無く、本当にがっかりだった。

左の写真は上から、『エマニエル2世記念館』、『パンテオン』、『サンタンジェロ城』×2枚
右の写真は上から、『パンテオンの中』、『トレビの泉』、『ナボーナ広場』








夕方、ローマから夜行列車にて、スイスのバーゼルに向かう。

途中、列車が立ち往生。よく見たら自分の乗っていた車両から煙が出ていて、車掌達が消火
器を片手に大わらわ。一時はこのまま野宿かとも思ったが、何とか再出発できた。
また、フィレンツェから乗ってきた乗客達が、私の座っていた席を予約してあると言い、結局私
がコンパートメントから追い出され、通路に座るるはめになる。
でもしかし、自分を追い出した彼らと仲良くなり、その中の高校生2人とは、ほとんど朝まで語り
明かしてしまった。
これもまた、いい経験であった。

                                        → スイスへつづく

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