イタリア 2 (2005.05.26〜06.02)

5月26日、成田空港から、日本航空にてイタリアの首都ローマへ。
大学時代に行った初めての海外旅行以来、実に15年ぶりのローマだ。

2005年05月27日

ヴァチカン市国

まずはヴァチカン市国へ。

カトリックの総本山であるサン・ピエトロ寺院を見学し、そのあとヴァチカン博物館に入る。
サン・ピエトロ寺院の地下には、4月2日に逝去された前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の墓があり、
また、ヴァチカン博物館のシスティーナ礼拝堂には、ミケランジェロによって描かれた「最後の審判」がある。

「サン・ピエトロ寺院」

「サン・ピエトロ寺院のクーポラ最上部からの眺め」

「サン・ピエトロ寺院からヴァチカン庭園を望む」

「サン・ピエトロ寺院から、ヴァチカン宮殿をの望む」

「ヴァチカン博物館」


「サン・ピエトロ寺院の内部」

「ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の墓」

「システィーナ礼拝堂に描かれた最後の審判」

「地図のギャラリー」



2005年05月27日

ローマ

サンタンジェロ城、スペイン階段、トレヴィの泉、パンテオン、ナヴォーナ広場と廻る。
スペイン階段は、緑の鉢植えが一面に敷き詰められており、すっかり様変りしてしまっていた。
以前の方が情緒があって雰囲気が良かったのに、なぜ鉢植えを置いてしまったのか。
非常にガッカリだ。

「サンタンジェロ城」

「トレヴィの泉」

「ナヴォーナ広場」

「すっかり様変りしてしまったスペイン階段」

「パンテオン」

「コロッセオの夜景」



2005年05月28日

ナポリ

1日観光ツアーに参加して、ナポリ、ポンペイと廻る。

「ナポリのサンタ・ルチア港」

「ポジリポの丘からナポリの町を望む」



2005年05月28日

ポンペイ

ポンペイは、79年のヴェスーヴィオ火山の噴火で、一瞬にして火山灰に埋れてしまった町だ。
非常に広大な遺跡で、鉛の水道管、馬車道の轍、酒屋などがならぶ商店街、
浴場やサウナなどが当時のままに残っている。

「ヴェスーヴィオ火山を借景とした広場フォロ」

「商店がならぶ通り」
       
「馬車道の轍」

「猛犬注意のモザイク」

「劇場の玄関」

「町の中心、フォロ」

「壺などの出土品」

「石膏で再現された遺体」

「大劇場」

「オデオン座(小劇場)からの眺め」



2005年05月29日

ローマ

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、コロッセオ、フォロ・ロマーノ、
パラティーノの丘、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会と廻る。

「サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂」

「コロッセオ」

「コロッセオ」

「フォロ・ロマーノ」

「パラティーノの丘のスタディオ」

「サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の内部」

「コロッセオ」

「フォロ・ロマーノ」

「フォロ・ロマーノ」

「コスメディン教会にある真実の口」



2005年05月29日

フィレンツェ

午後、ES*(イーエススター:イタリア最速列車)で、ローマからフィレンツェに移動する。

サンタ・マリア・ノベッラ広場、ドゥオーモ広場、シニョリーア広場と廻り、ウッフィツイ美術館に入る。
そのあと、ヴェッキオ橋を渡り、アルノ川周辺を散策する。

「駅前広場」       
       
「ドゥオーモ」               
       
「ドゥオーモ」

「ウッフィツイ美術館」

「ヴェッキオ橋」

「サンタ・マリア・ノベッラ教会」

「ジョットの鐘楼」

「ヴェッキオ宮」

「ウッフィツイ美術館」

「シニョリーア広場のネプチューンの噴水」



2005年05月30日

フィレンツェ

まず初めにドゥオーモのクーポラに登り、ドゥオーモ内部を見学したあと、
バスでミケランジェロ広場まで行く。
小高い丘にあるミケランジェロ広場からは、
バラ色一色で統一されたフィレンツェの町並みとアルノ川が一望でき、非常に美しい。
そこから、サンタ・クローチェ教会と廻ってドゥオーモ広場までもどり、
最後にジョットの鐘楼に登る。
サンタ・クローチェ教会には、ミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイ、
マキャヴェリ、ダンテなどの墓が納められている。
また、ジョットの鐘楼からは、ドゥオーモのクーポラを間近に見る事ができる。

夜、ES*(イーエススター)でヴェネチアに移動する。

「ドゥオーモのクーポラからジョットの鐘楼を望む」

「サン・ロレンツォ教会」

「サンタ・クローチェ教会」

「ジョットの鐘楼からドゥオーモのクーポラを望む」

「ドゥオーモの内部」

「ミケランジェロ広場からフィレンツェの町を望む」

「ミケランジェロの墓」

「世界で一番有名なメディチ家御用達の薬局」



2005年05月31日

ヴェネチア

15年前のヨーロッパ旅行の時は、
ローマに向かう途中、鉄道の乗換えで真夜中に数時間しか居られなかった町ヴェネチア。
15年の歳月を経て、ようやくヴェネチアの中心地に降り立つ事ができた。

ヴェネチアの中心はサン・マルコ広場。まずは、ここからスタートだ。
広場にそびえ立つ鐘楼に登り、サン・マルコ寺院を見学したあと、
溜息の橋、リアルト橋、サン・ポーロ広場、
スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ(大信者会)と廻り、ヴェネチアの町を散策する。
最後はゴンドラ・セレナーデ。
夕暮れ時のヴェネチアの運河を、カンツォーネの生演奏を聞きながら、ゴンドラでクルーズする。
運河の町ヴェネチアの雰囲気を充分に堪能できる。

「サン・マルコ広場」

「鐘楼からの眺め」

「溜息の橋」

「大運河のゴンドラ乗り場」

「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会」

「大運河からリアルト橋方向を望む」

「サン・マルコ寺院」

「鐘楼からサン・マルコ広場を望む」

「リアルト橋から大運河を望む」

「小運河」

「ゴンドラ・セレナーデで小運河を行く」

「ゴンドラ・セレナーデで大運河を行く」



2005年06月01日

ミラノ

ES*(イーエススター)でミラノに移動する。

ドゥオーモ、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアと廻る。
ドゥオーモは修復中の為、前面がシートですっぽりと覆われており、
残念ながら、ゴシック建築の大傑作であるその威容を見ることはできなかったが、
内部と屋上には入ることができた。
ドゥオーモの内部は非常に広く、造りは重厚で荘厳である。
また、高い天井まで何層にも連なっているステンドグラスが実に美しい。
屋上に登れば、尖塔の彫刻を細部まで見ることができる。
細部まで手を抜くことなく、非常に丁寧かつ繊細に造られている。実に見事だ。

「残念ながら修復中のドゥオーモ」
       
「ドゥオーモの内部」

「ドゥオーモの尖塔」

「メルカンティ広場」

「ドゥオーモ」

「ドゥオーモのステンドグラス」

「ドゥオーモの屋上」

「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」



ミラノのマルペンサ空港から、日本航空にて帰国。

15年前に初めてローマを訪れた際は、テルミニ駅前をはじめ、いたる所に、
ダンボールや新聞紙をかざして注意をそらし、
その隙にスリを働こうという輩がうようよしていた。
母親と娘、少年、少女・・・。
年齢、性別を問わず、あらゆる人達があからさまにスリ行為を働いていた。
彼ら、彼女らの行動を観察していると、実に単純で、それはそれで面白かったのだが、
今回再びローマを訪れた際は、それらの輩を目にすることはなかった。
おそらく、さすがにスリ達も巧妙になり、
もっと巧みなやり方で分からない様に行動しているのだろう。

それから、サン・ピエトロ寺院のクーポラ、ヴァチカン博物館、どこも長蛇の列だった。
30分〜1時間はならんだ。
15年前は、どこに入るのにも全くならぶことなど無かった。
明らかに、この15年間で観光客が激増している。
日本人の観光客はそれほど増えている様には思えず、
欧米人と中国人の観光客の増加が目立つ。
EU統合により、ヨーロッパの国境が実質的に無くなったことと、
中国の急速な経済発達の影響がはっきりと現れている。

スペイン階段に緑の鉢植えを一面敷き詰めたのも、
激増する観光客がみな階段に座り込んで、景観を壊してしまうのを防ぐ対策なのだろう。
しかし、それがかえってスペイン階段を味気ないもいのにしてしまっている。

正直、イタリアの都会は観光客が多すぎる。
魅力多きイタリア。
その魅力に魅せられて、世界中から観光客が集まってくるのだろうが、
その観光客の多さには少々うんざりしてしまう。
イタリアの真の魅力を満喫する為にも、次は田舎を旅しよう・・・。


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