ネパール

シンガポールから、シンガポール航空にてカトマンズに入る。
昨日の夜中にチェック・インした為なのか、どうゆう訳だかビジネス・クラスにアップ・グレードさ
れていた。ラッキーだった。

カトマンズの空港では、ビザをすでに持っている人の列はガラガラだったが、ビザを申請する
人の列は大混雑。結局、ビザの発行から入国まで、約1時間半もかかってしまった。

2000年04月30日

ポカラ
ネパールに入国したあと、国内線の空港に移動し、シャングリア・エアーという国内線でカトマンズからポカラに移動する。
機体は高翼のプロペラ機で、搭乗する際にワタをくれた。最初、何の為のものか分からなかったが、離陸してすぐに判明。プロペラの音がとにかくうるさく、皆もらったワタを耳に詰めて耳栓にしていた。
山のすぐ横、山よりも低いところを山の間をぬう様に飛行するので、結構ヒヤヒヤもの。
かなり揺れたし、プロペラのすぐ横の席だった為、かなり怖かった。



2000年04月30日

ポカラ




ポカラに着くと、まずポカラ市内を散策する。







2000年05月01日

ポカラ



早朝日の出前に、タクシーにてサランコットの丘まで行く。


日の出前までは、アンナプル連峰のシルエットががきれいに見晴らせていたが、日の出とともにガスが発生し、よく見えなくなってしまった。残念。








2000年05月01日

ポカラ


サランコットから戻ったあと、オートバイをレンタルしてポカラの街にくりだす。国際免許証を持っていなくても、日本の運転免許証だけで、車もオートバイも運転出来るという。信じられない事だが・・・。
パタレ・チャンゴのデビット・フォール、タリシン・チベット村、マヘンドラ橋のセティー・ゴルジ、ビンドゥバシニ寺院と見て廻る。そのあと雨がかなり激しく降ってきたので、しばらく雨宿りするがいっこうにやむ気配はない。ネパールの雨は激しく降ったあとカラッと晴れると聞いていたが、稲妻と雷鳴をとどろかせて延々と降り続いた。
結局、雨は降り止まず、雨に打たれながら宿まで戻が、宿に戻るとちょうど窓からアンナプル連峰が見え始めてた。ポカラの街は雨だというのに、山は晴れて日差しが当たり、アンナプル連峰がそびえたっている。ものの30分程で再び雲に隠れて見えなくなってしまったが、マジで感動した一瞬だった。




2000年05月02日

ポカラ

早朝、バスにてカトマンズに向かう。



2000年05月02日

カトマンズ

午後、カトマンズに到着すると、まず市内を散策し、ダルバール広場を見る。





2000年05月03日

カトマンズ
下痢になってしまった。
しかも、体はだるいし、頭もくらくらするし、熱もある様だ。
かなり辛い。
2日前ポカラで昼食をとった時、食堂のテーブルの上に置いてあった水を隣の人がガブガブ飲むのを見て、まねして飲んだのがいけなかったのか?
かなり後悔。
旅先で生水や生野菜を口にしてはいけない事は重々承知していたが、旅慣れしたせいか、気を緩めてしまった。
ホテルでバイクを借りて、今日一日走り廻るが、トイレを探し廻る事にもなろうとは・・・。

スワヤンブナート、ボダナート、パシュパティナート、パタンと見て廻る。



2000年05月03日

カトマンズ

『スワヤンブナート』
小高い丘の頂上に、ブッダの目が描かれたストゥーパが建っている。
ヒマラヤ最古の仏教寺院で、野生の猿が多い為、
モンキー・テンプルとも呼ばれている。





2000年05月03日

カトマンズ

『ボダナート』
ネパール最大のストゥーパが建っており、
チベット仏教の巡礼地の一つである。



2000年05月03日

カトマンズ


『パシュパティナート』

ネパール最大のヒンドゥー寺院。
火葬場があり、遺体を焼く様子や、遺灰を川に流す様子も見られる。





2000年05月03日

カトマンズ

『パタン』
カトマンズ盆地に都市文明を築いたネワール族の古都で、
マッラ3王国時代の首都の一つ。
ブラリトプル(美の都)とも呼ばれている。





2000年05月04日

バクタプル

寝ていても、締め付けられる様に下腹部が痛くなり、トイレに行く。
寝てはトイレに行くの繰り返しで、ほとんど熟睡出来なかった。
朝、ホテルのオーナーに下痢止めの薬をもったあと、
タクシーにてナガルコットに向かう。
途中、バクタプルに立ち寄り観光する。

バクタプルもパタン同様、ネワール文化の古都で、マッラ3王国時代の首都の一つである。






2000年05月04日

ナガルコット

ナガルコットの中でも、最も高い場所に位置するホテルに泊まるが、残念なことに空は曇っていて、ヒマラヤ山脈はほとんど見えなかった。




5月5日早朝、ホテルの展望台に行くが、昨日同様ガスっていて、残念ながらヒマラヤ山脈は全
く見えなかった。

タクシーでカトマンズ空港まで行き、シンガポール航空にて、シンガポール経由、関西国際空港
に帰着。

旅行中になった下痢は強烈なもので、帰国後1ヶ月近く経っても完治はしなかった。
寄生虫かとも疑い、病院で診てもらったりもしたが、幸いなことにそれはなかった。

今回は旅行中に体調を崩してしまい、旅行自体がかなり辛いものとなってしまったが、「喉もと
過ぎれば暑さを忘れる」とのことわざ通り、今となってはそれも旅の良き思い出の一つか・・・。
慣れによる気の緩みが危険である事を身にしみて経験した、今回の旅行であった。


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