ペルー

ボリビアのラ・パスから、陸路、ペルーのプーノに入る。
プーノは標高3800mにある町で、世界で最も高地にある湖、ティティカカ湖に接している。

1996年07月02日

プーノ



1996年07月02日

ウロス島





ティティカカ湖に浮かぶ『ウロス島』
ウロス島は、トトラと呼ばれる植物のアシを積み重ねて出来た浮き島である。
地面は柔らかかったが、しっかりしていてとても浮島とは思えない。










1996年07月03日

クスコ



プーノからフリアカに移動し、そこからアメリカーナ航空でクスコに向かう。

『クスコ』は、標高3360mにあるインカ帝国の首都。
インカの時代に造られた礎石の上に、征服者のスペイン人が建てた教会などが建つ。
このクスコ独特の不思議なコントラストが面白い。


左の写真は、アルマス広場に面して建つカテドラル。
インカ時代のビラコチャ神殿の跡に、スペイン人が建てたものだ。




1996年07月03日

クスコ
『サント・ドミンゴ教会』
征服者のスペイン人が、インカ帝国時代のコリカンチャと呼ばれる太陽の神殿の上部を壊し、残った土台の上に建てた教会。
クスコに大地震があった際、サント・ドミンゴ教会は無残にも崩れ落ちたが、土台の石組みだけはひずみひとつ起こさなかったというのは有名な話だ。



1996年07月03日

クスコ

クスコ市内の石組みの様子。
インカの石組みは、雨風をしのぐ為に意図的に複雑形に組み合わされている。
その中でも有名なのが左下写真の『12角の石』
カミソリの刃一枚すら通さないと言われているが、実際に紙を隙間に通そおとしても、全く入らなかった。
すごい!



1996年07月03日

サクサイワマン





クスコの東を守る堅固な要塞跡。

スペイン人に反乱を企てたマンコ・インカが、
この要塞に2万の兵士とともに陣取ったが、
失敗に終わっている。








1996年07月03日

ケンコー、タンボマチャイ

左の写真は、『ケンコー』の遺跡。
岩を削って造られている。
右の写真は、『タンボマチャイ』の遺跡。
インカ時代の沐浴場だ。



1996年07月04日

ピサック

クスコから30km、急な丘の上にある遺跡『ピサック』
マチュピチュのミニチュア版といった感じだ。





1996年07月04日

オリャンタイタンボ

クスコから88kmにある、『オリャンタイタンボ』の遺跡。
インカ帝国時代の宿場町と言われている。





1996年07月05日

マチュピチュ







クスコからアウトバゴンに乗り、プエンテ・ルイナス駅へ。
そこからバスでくねくねとしたハイラム・ビンガム道路を登りつめると、目の前に突然石の遺跡が現れる。
『空中都市』、『失われた都市』と呼ばれている『マチュピチュ』の遺跡だ。

『マチュピチュ』は、標高2280mの尖った山の頂上にあり、空中からしかその存在が確認出来ない。
まさに『空中都市』。

下の写真は、『インカの橋』。
橋は、断崖絶壁から突き出した石積みに架かっている。
どうやって作ったのか?不思議だ





1996年07月05日

マチュピチュ
マチュピチュの背後にそびえるワイナピチュの頂上まで登る。
頂上までの道は、細く、険しく、非常に危ない。
しかし、山頂からの景色は絶景だ。
遥か眼下に、マチュピチュの遺跡と曲がりくねったハイラム・ビンガム道路が見える。



1996年07月05日

マチュピチュ
これが『グッバイ・ボーイ』
曲がりくねった道をショートカットしてバスよりも早く下り、全てのコーナーで『グッバーイ!』と叫ぶ!
かなり面白い!
相当体力を使うらしいので、チップははずんであげよう。



1996年07月06日

リマ





クスコからアメリカーナ航空にてリマに行く予定だったが、機材故障(だと思う)によりまたしても乗れず。
便に乗れなかったのは、この旅だけで3度目だ!
つくづくついていない。
フォーセット・ペルー航空に振り替えてもらい、なんとかリマに到着。









7月7日、リマからUAにて、マイアミ、サンフランシスコと乗り継いで帰国。
リマを出発してから実に25時間半の長旅だった。


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