トルコ

ギリシアのアテネから、トルコ航空にて、イスタンブール経由でトルコのカイセリに入る。
カイセリに着くと、飛行機から自分の荷物が出てこない。シリアに引き続き、またまた荷物の紛
失だ。
でもどうする事も出来ないし、とりあえず先を急ぐ事にする。
カイセリ空港からタクシーでカイセリのオトガルまで行き、そこからバスでネブシェヒルのオトガ
ルまで行く。
自分はネブシェヒルをカッパドキア観光の拠点としたが、ここはツアー会社も全く無く、オトガル
も町から遠くて実に不便。カッパドキアを廻るなら、絶対ギョレメに泊まるべきだ。

2002年05月01日

ウチヒサル

まず、ネブシェヒルからドルムシェに乗り、『ウチヒサル』まで行く。

左の写真は、『ピジョン・バレー』

左下の写真が、ウチヒサルの中心にある『ウチヒサル・キャッスル』
巨大な一枚岩城塞で、内部は上まで登る事が出来る。
表面に空いている数多くの穴は、鳩の家といわれる鳩の巣だ。

下の写真は、ウチヒサル・キャッスルの頂上からギョレメ・パノラマを眺めたところ。
なかなかの絶景だ。



2002年05月01日

ギョレメ

ウチヒサルからドルムシェで、ギョレメまで行く。
ギョレメ谷には30以上の岩窟教会があり、その内部は色鮮やかなフレスコが描かれている。
その為、それらは総称して『ギョレメ野外博物館』と呼ばれている。



2002年05月01日

ローズ・バレー

ギョレメ野外博物館を見たあと、ギョレメで知り合ったメティンという青年と交渉し、
バイクで近くの奇岩を廻ってもらう事にした。
まずは、『ローズ・バレー』に行く。
ピンク色の峡谷が非常に美しい。



2002年05月01日

パシャバー




ローズ・バレーを見たあとは、『パシャバー』へ。
パシャバーの奇岩は、まるでキノコの様で面白い。






2002年05月01日

ギョレメ・パノラマ

パシャバーを見たあとは、再び『ギョレメ・パノラマ』へ。


この日、カイセリで紛失していた荷物がようやく見つかり部屋に届く。






2002年05月02日

カイマクル、ウフララ渓谷



今日は、カッパドキア1日ツアーに参加。
まず、『カイマクルの地下都市』へ行く。

『カイマクル』は、アリの巣のように地下へと延びる地下都市。
迷路につぐ迷路が張り巡らされている。

左下の写真は、敵の侵入に備えた丸い石。

カイマクルのあとは、ウフララ渓谷に行きでトレッキング。






2002年05月02日

セリマ

映画『スター・ウォーズ、エピソードT』の撮影でも使われた、『セリマ』の奇岩。
青緑色の岩が、非常に不気味だ。





2002年05月02日

アウズカラハン

セリマのあとは、『アウズカラハン』のカラバンサライを見る。
カラバンサライは、中央アナトリアが貿易路として栄えた時代の商隊の宿泊所である。

カラバンサライを見たあと、アヴァノス、パシャバーと廻ってからツアーは終了。

ツアー終了後、夜行バスにて『パムッカレ』に移動する。






2002年05月03日

パムッカレ


真っ白な石灰棚が広がる『パムッカレ』
トルコ語で「綿の城」という意味だそうだが、まさにその通りだ。
石灰棚のところどころに青みがかった温泉水が溜まった池があり、白とブルーのコントラストが非常に美しい。
だが残念な事に、最近は温泉が枯れつつあるという。
また、パムッカレは石灰棚だけでなく、石灰棚を望む丘の上にローマ時代の遺跡が広がっている。

パムッカレからドルムシェでデニズリのオトガルまで移動し、そこからトルコ航空のセルビスでデニズリ空港まで行く。
デニズリ空港からはトルコ航空で、イスタンブールへ。





2002年05月04日

イスタンブール
まずはイスタンブールの象徴でもある『スルタンアフメット・ジャミィ』へ。
『スルタンアフメット・ジャミィ』は6本のミナーレを持つイスラム寺院で、その内装が青を主体としたイズニック・タイルで装飾されている為、別名『ブルー・モスク』とも呼ばれている。
建物の外観も内装も均整がとれていて、実に見事だ。




2002年05月04日

イスタンブール


ビザンツ建築の最高傑作と評されている『アヤソフィア』
聖堂はジャミィに変えられているが、内部には多数のモザイク画が残り、ビザンツ文化を象徴している。






2002年05月04日

イスタンブール

『地下宮殿』
薄暗い宮殿の中には列柱が立ち並び、
上からは絶え間なく水滴が滴り落ちている。
そして一番奥には、メドゥーサの顔が2基横たわっている。



2002年05月04日

イスタンブール

オスマン朝の支配者の居城である『トプカプ宮殿』
ハレムには、青が鮮やかなイズニック・タイルがふんだんに使われた部屋がたくさんあり、その模様の美しさは実に見事だ。





2002年05月04日

イスタンブール


『イェニ・ジャミ』






2002年05月04日

イスタンブール
ヴァレンス水道橋








2002年05月05日

イスタンブール

午前中、ガラタ塔の展望台からイスタンブールの町を眺める。
ガラタ橋のすぐ向こうに『イェニ・ジャミィ』、
さらにその向こう左手の丘には『スルタンアフメット・ジャミィ』が、
右手の丘には『スュレイマニエ・ジャミィ』が見える。
左上の写真が、『スュレイマニエ・ジャミィ』の全貌だ。





イスラムとアジアの雰囲気をあわせ持つ町イスタンブール、実に魅惑的な町だった。
午後、イスタンブールからトルコ航空にて関空に向け出発。


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